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令和2年度 港区民のための”口腔がん検診”

今回は,田町・芝浦の歯医者【野尻歯科|矯正歯科】が行っている『口腔がん検診』についてご案内させて頂きます。

『口腔がん検診』とは,40歳以上の東京都港区民のために行っている口腔がんに関する“無料健診”です。この『口腔がん健診』は,公益社団法人日本歯科医師会に所属している「口腔がん検診」登録医名簿に登録された実施歯科医療機関のみで受診することが可能です(東京都港区芝歯科医師会)。

そもそもがんとは、どのようなものなのでしょうか?私たちの体は約60兆個の細胞で成り立ち、それが分裂を繰り返すことで新しく生まれ変わっています。細胞1つひとつにはDNA(遺伝子)が1組ずつ入っていて、細胞の働きをスムーズに行えるようコントロールしています。このDNAが傷ついて突然変異を起こすと、異常な細胞が発生してがん化すると考えられています。

 

口腔がんはお口の中に発生するがんで、歯以外のどこにでも発生する可能性があります。舌がん、歯肉(歯ぐき)がん、口腔底(舌の下)がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんがあり、そのうち日本人に一番多いのが舌がん(約60~70%)です。

 

ときどき「口の中にもがんができるの?」と驚かれる方がいらっしゃいます。それだけ口腔がんは認知度が低いのが現状ですが、頭や喉にできるがんの中では、喉頭がんに次いで多いのが口腔がんです。がん全体からすれば約1~3%と低い数値ではありますが、日本では毎年約7,000人が口腔がん(咽頭含む)で亡くなられています。残念ながら、この数字は年々増加し続けており、先進国のなかで日本だけ口腔がんの発生率は増加傾向にあります。

 

がんに限らず、どのような疾患も「早期発見・早期治療」が大切です。欧米では口腔がんの早期発見・早期治療を国民に呼びかけ、取り組んだことで、死亡率を大幅に減少させました。口腔がんの場合、初期段階(ステージⅠ)で治療をすれば5年後の生存率は97%以上と報告されています。また,切除範囲も小さくて済むため、大きな後遺症はありません。

東京都港区のための無料の口腔がん検診は、40歳以上の東京都港区民を対象に実施しております。

受診券に関しましては、令和2年4月9日時点で港区に住民票のある、20歳・25歳、30歳以上の偶数年齢の方(令和3年3月31日時点)もしくは、令和元年度に『お口の健診』または「口腔がん検診」受診歴のある方には5月下旬に個別発送しています。

また,上記に該当しない方でも、40歳以上の方はお申し出いただければ受診できますので、保健所までご連絡ください。

令和2年度の口腔がん検診期間は令和2年6月15日(月曜日)から令和3年1月3o日(土曜日)までとなります。

 

これまでに『口腔がん検診』を受けられたことがある方もない方も、お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております。

 

医)仁心会|歯医者 田町・芝浦【野尻歯科|矯正歯科】

〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目11−12

  カテゴリ:お知らせ



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