Facebookリンクバナー
Instagramリンクバナー

矯正歯科
orth

矯正治療の主な流れ

①初診・相談

患者様の気になるところ、治したいところを伺い、お口の中を拝見させていただいた上で、現在のお口の状態に関するお話と、一般的な矯正治療の期間・費用・装置などについての簡単な説明をさせていただきます。

②精密検査

骨格・歯並び・咬み合わせの状態について、写真・レントゲン・歯型などを採らせていただき、矯正診断用ソフトウェアと半調節性咬合器を用いて詳しく診断いたします。また、必要に応じてCTや口腔内デジタルスキャナーも撮影する場合があります。

③コンサルテーション

検査結果に基づいた分析・診断・治療計画について詳しく説明いたします。その際、患者様のご希望を踏まえた上で、最終的な治療方針を決定いたします。

④虫歯治療と歯のクリーニング

矯正装置をつける前に歯の汚れをしっかり落とします。虫歯や根管(歯の神経)治療中の歯は矯正治療前に治す必要があります。また、補綴歯(被せ物、詰め物)は矯正治療前に仮歯に置き換える可能性があります。

⑤矯正治療

実際に装置をつけて歯を動かしていきます。治療期間は年齢や程度により個人差がありますが、小児矯正は1年半~4年位、成人矯正は1年半~3年位です。基本的に通院は月1回となります。小児矯正は、前歯から第一大臼歯までが全て永久歯に生え変わる(12歳位)までとし、第二大臼歯を含めた永久歯全体の治療は成人矯正へ移行となります。

⑥保定(リテーナー)

歯並びが整ったら、即治療完了ではありません。動いたばかりの歯の周りは骨が未成熟なので、装置を外したまま放置すると、すぐに後戻りが生じてしまいます。そこで、歯並びと咬み合せを保つために保定装置(リテーナー)を2年間使っていただきます。ただし、生理的な成長発育を促す観点から、当院では原則として小児矯正後の保定は行っておりません。

矯正治療料金表

矯正歯科治療は公的医療保険の適用外の自費(自由)診療となります

初診・相談 3,300円(税込)
精密検査・診断 44,000円(税込)
混合歯列治療(小児矯正) 440,000円(税込)
永久歯列治療(成人矯正) 表側装置
(セルフライゲーション)
990,000円(税込)
裏側装置
(フルリンガル・上下顎裏側)
1,540,000円(税込)
裏側装置
(ハーフリンガル・上顎裏側、下顎表側)
1,320,000円(税込)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン®薬機法対象外)
1,320,000円(税込)
矯正用アンカースクリュー 55,000円/本(税込)
再診・調整料 小児矯正・表側装置 5,500円/回(税込)
裏側装置 8,800円/回(税込)

※マウスピース型カスタムメイド矯正装置について
当院が使用する マウスピース型カスタムメイド矯正装置 (インビザライン®)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。薬機法の認証、承認を得ていない装置であるため、担当矯正医の全責任において治療が行われます。また、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

※入手経路
インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、当院はそのグループ会社であるアラインテクノロジージャパン株式会社を介してインビザラインを入手しております。

※諸外国における安全性等に係る情報
インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けております。


当院の矯正治療

治療回数 10~40回
治療期間 小児矯正1.5~4年
成人矯正1.5~3年

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

①最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
②歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が働かないことがあります。
⑦ごくまれに歯を働かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加術や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。